155日目
私は6:10頃起床。昨夜は12:00頃就寝。
奈津子は5:40頃起床。昨夜は22:30頃に鎮痛剤を服用し、就寝。1:30頃、トイレに起きた。
今日は、午前と午後に、作業療法と理学療法が設定された。
作業療法では、着替えと服選びを作業療法士と一緒にしたそうだ。今日から、日中は普段着を身に着けるようにし、実際に着替えた。長袖、長ズボンを着ることが出来たので、明日から一人で着替えをすることにしたそうだ。着替えをした後、「痛み日記」のタイピングを2日分し、電卓の訓練もした。電卓では、20個の数列を足し引きする計算を2セットし、間違えないで打てた。「戻るボタン」を数回、使ったそうだ。
理学療法では、まず、装具の設定変更後の状態を診てもらった。悪くなかったようだ。電極を付けての屋内での歩行訓練でも、調子良く歩けたらしい。リハビリ室に戻り、平行棒を使った訓練をした。小走りや、両足でのジャンプ、膝を曲げながらの歩行などをしたそうだ。再び院内で歩行訓練し、階段を使って3階まで上がった。和室風の小上がりで、いい風景を観ながら少し休憩したそうだ。
お昼ご飯を食べた後、40分間ほど仮眠した。湿布治療でも、少しウトウトしたらしい。
就寝前に服用している痛み止め「ロキソニン」を半量に減らしたいと、主治医に相談していた。午後に再開した作業療法で、錠剤を2つに割る作業をしたそうだ。ちなみに、割った錠剤は、包装してもらえるとのこと。その後、ワイピングと両腕を使ったボール転がしを、従前より仰角に上腕を上げやった。軽いボールを両手で下手投げして、作業療法士とキャッチボールした。どの動作でも、腕の伸びが良くなったことを感じ、奈津子は嬉しかったそうだ。施術台で仰向けになり、腕を垂直に上げてもらったが、今日は10秒間程度、姿勢を保持することが出来た。以前は3秒間程度しか保持できていなかったので、ここでも訓練の成果を感じたらしい。腕の曲げ伸ばしの運動も、以前より動きが良くなったようだ。肩、腕の状態が良くなっているという実感がもてた訓練だったようだ。
理学療法では、装具を外して、マット上で歩行訓練をした。前後歩行と横方向の歩行をしたが、いずれも足首の状態評価は良かったそうだ。最後にマット上で、仰向けになりマッサージを受け、ストレッチポールを使ったストレッチや、右肩を下にした横向きでのストレッチもした。だいぶ肩の力を抜いて、無理なく出来るようになったそうだ。訓練後に自主トレで自転車漕ぎをしたが、今日も負荷設定を2にして、毎分42回転で12分間ペダリングした。
全般的に、調子よく訓練でき、奈津子も満足な1日だったようだ。「明日以降も、こんな風に調子がいいといいな」と、奈津子は言っていた。
20:00頃、「しゃっくりが止まらなくなった」が発動したが、20:30頃に止まった。
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