154日目
私は4:20頃起床。昨夜は0:00頃就寝。今日は、2か月ぶりの外来診療の日だった。
奈津子は5:40頃起床。昨夜は21:30頃に鎮痛剤を服用し、就寝。1:30頃、トイレに起きた。3:30頃から、眠りが浅かったそうだ。
今日は、午前が理学療法、午後は作業療法があった。
理学療法では、ストレッチポールを使った体幹強化の後、仰向けになってマッサージを受けた。肩痛を感じて以来、仰向けになるときは、右肩の下にクッションなどを置かないと痛みが走っていたが、今日はマッサージ後にクッション無しで仰向けになれたらしい。奈津子としては、「痛みもなく2か月ぶりに仰向けになれて、感慨深かった」そうだ。そのまま、仰向けで、肩や首のマッサージを受けた。前進後進の歩行訓練をした後、足首を伸ばすストレッチをした。電極を付けての屋外での歩行訓練も、調子よく歩けたそうだ。最後に、肩のマッサージを受けた。
お昼ご飯は、両親が届けてくれたサンドイッチを食べた。届ける道中、少し道に迷った両親を「ほほえましく感じた」と奈津子。
午後に、装具の調整をしてもらった。4段階ある調整機構の設定を、最もソリッドな状態から1段階柔らかくしたのが前回の調整だった。それが9月9日だったが、今回はもう1段階柔らかく設定してもらった。理学療法士も「前回の調整の時と同じように、今回も、しばらくすれば慣れると思う」と言っていたそうだ。
作業療法では、「スコーン」を作った。生地を捏ねる際に、なるべく右手を使いたかったが、バターが溶けださないよう手早くまとめる必要があったので、途中で諦めたそうだ。結果的に左手主体の作業になったが、調理を楽しめて、ほどほど美味しそうなスコーンが出来て奈津子は満足したそうだ。自宅の冷蔵庫から持ってきた自家製のミルクジャムとの相性も良かったとのこと。
夕方、疲れを癒そうと思い、足湯に行った。そこで、明日退院し、ケアハウスに移るというお婆さんと話をしたそうだ。奈津子は、老後の暮らしぶりを考えてみたが、想像できなかったらしい。「成るようになる」と言っていた。
スコーンの作業工程
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06:30 | 07:14 | 08:05 | 09:08 | 12:44 | 16:09 | 17:19 | 20:41 |
奈津子の朝昼晩ご飯
「美味しいパンをもらったから、ビーフシチューと食べたい」とお昼過ぎに言われ、晩ご飯に作った
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