142日目
私は6:00頃起床。昨夜は0:00頃就寝。良く寝た。
奈津子は5:30頃起床。昨夜は21:00頃に鎮痛剤を服用し就寝。0:30頃、トイレに起きた。3:00頃、目が覚めてホットパックをもらった。目が覚めても、昨夜はすぐに寝つけたそうだ。
今日は午前、午後とも、理学療法と作業療法があった。
理学療法では、いつもと同じようなメニューでマッサージ、ストレッチ、歩行訓練があった後、階段も含めた院内の歩行コースで歩行訓練した。歩行訓練では、昨日から始めた「ゆっくり歩き」で歩いたが、だんだん右足をゆっくり出すことに慣れ、調子よく歩けたそうだ。デイルームに置いてある椅子を3つほど直線状に並べ、ジグザグ歩行の訓練をした。椅子と椅子の間隔を狭め、横歩きしたり、後進歩行したりもしたらしい。
作業療法では、「痛み日記」のタイピングをし、少しマッサージを受けた。
11:00頃から、予定どおりカンファレンスがあった。リハビリの進捗、今後の方針などについて報告を受けた後、奈津子から機能回復を進めるため入院期間をなるべく伸ばしたいこと、通所リハビリを受けたいことなどの意向を伝えた。入院期間については、ひとまず10月末までとし、その後の延長については主治医に検討してもらう。復職に向けたスケジュール調整、転院等の方向性について確認し、追々詰めていくことにした。
自動車運転の適性の確認のため、教習所に出向いて教習用の車両で、実際に運転する日程を決めた。当日は私も立ち会う予定だ。
退院後、私が奈津子にマッサージをする必要があるので、退院までに、理学療法士からマッサージの方法などの手ほどきを受ける機会を作ってもらうことになった。
午後の理学療法では、腰を掛けて身体をねじる動作をした。左向きにねじるのは問題なくできるが、右向きは右肩が痛くなり、左ほど、ねじることが出来ないそうだ。理学療法士に肩を掴んでマッサージしてもらいながらすると、かなり、ねじることがことが出来るらしい。肩のマッサージを受けながら、温泉の入ったバケツの中で、ビー玉を拾ったり、ボールを沈めたりした。
作業療法では、自動車運転の適性の確認に必要な事項について、ヒアリングを受けた。通勤や買い物などで走ると思われる道で、奈津子が自らハンドルを握り運転するよう調整してもらうことになった。
今日のカンファレンスでは、奈津子の口から意向を伝えることが出来た。人前で自分の考えや気持ちを伝えたことが、久しぶりだったので「結構くたびれた」らしい。以前の奈津子に戻るには、こうした面でも少しずつ努力していく必要があるのだろう。
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リハビリ映像
自主トレ映像
奈津子の朝昼晩ご飯
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