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136日目

  • 執筆者の写真: 筆者
    筆者
  • 2022年9月8日
  • 読了時間: 3分

更新日:2022年10月10日

  • 私は6:10頃起床。昨夜は0:15頃就寝。

  • 奈津子は5:30頃起床。昨夜は21:00頃に鎮痛剤を服用し就寝。1:20頃、トイレに起きた。2:10頃、鎮痛剤を追加で服用した。3:30頃、目が覚めてホットパックをもらった。4:00頃に再度就寝した。よく眠れたようで、朝の表情も悪くなかった。最近、寝不足で早朝、眉間に力が入り気味だったが、それもない。

  • 今日は、午前、午後とも理学療法と作業療法が設定された。

  • 理学療法では、いつものようにマッサージを受け、ストレッチと体幹トレーニングをした。電極を付けて、屋外に出て、病院の敷地内を一周したそうだ。今日はポポも一緒だったらしい。最後に肩のマッサージを受けた。

  • 作業療法では、「痛み日記」を2日分、タイピングした。院内で毎月テーマを決めて、折り紙を入院患者がリハビリの一環として折っているそうだ。奈津子は今日、それを少し手伝ったそうだ。

  • 早めにお昼ご飯を食べ、50分間ほど仮眠した。

  • 午後の理学療法では、肩や腕の痛みを確かめながらワイピングをした。先日と同じワイピングだった。肩はまずまずだが、肘の動きがまだまだ。肩は動かした際に、違和感がある場所をマッサージしてもらうことで、だいぶ動く。肘は、上体を前傾するとき、伸ばそうとするが、ある角度から痛くなり、そこから伸ばせなくなるようだ。肩のマッサージを受けた後、任天堂wiiでの体幹トレーニングやヨガなどをした。

  • 最後に作業療法があった。手先の動きがだいぶ良くなっていると作業療法士から説明があった。具体的には、手首の背屈、五指を伸ばすことが出来るようになったという評価だった。今後の懸案を聞かれ、「腕の曲げ伸ばしの範囲を広げたい」「肘関節の開度を保持する力を付けたい」「重たい物を持ち上げる力を付けたい」という趣旨のことを伝えたそうだ。ビーチボールを机に置き、伸ばした両腕でビーチボールを押さえながら前に転がす訓練の後に、電卓を打ちをした。電卓はだいぶミスタッチが減ったそうだ。最後に来週の作業療法の相談をした。「デコレーションケーキを作ってみたい」と奈津子が話をして、作る方向で検討してもらうことになったそうだ。

  • 次のカンファレンスが、9月14日に予定されている。最近、奈津子と「いつまで入院するか、退院したらどうするのか」というような話をぽつぽつしている。

  • 回復期リハビリテーション病棟は、脳血管疾患の場合、制度上、最長150日間の入院が可能となっている。機能回復の進み方や目標を考慮し、本人の意思、主治医や病院の方針を踏まえてその期間が設定されるのだと思われる。転院したのが6月23日。150日後を日付計算サイトで調べると11月19日だった。最長、この辺まで入院が可能なのだろう。

  • 奈津子の今後の伸びしろがあるのかというと、多分あるんだと私は思っている。

  • この日数上限も、制度設計上、医療保険、特に高齢者医療の制度に引っ張られた形で設定されているのだと想像する。「機能回復曲線」も「誰の曲線?」と言うと概ね高齢者の曲線なのかとも思う。臨床的なことは良く分からないが、科学的に「若年」の機能回復には、高齢者のそれと多分違う点があるのだと考える。







※脳卒中の統計から44歳以下の割合が、3%程度だということが分かる。

​区分

​年齢(歳)

​発症数(人)

​割合(%)

​若年

​0~44

​5,776

​3.4

​壮年

​45~64

​40,712

23.9

​前期高齢者

​65~74

46,476

​27.3

​後期高齢者

​75~

77,027

45.3

06:06


06:38


08:30


11:41


16:00


17:33


19:45


21:00


 

リハビリ映像

 

奈津子の朝昼晩ご飯

朝ご飯の「ピオーネ」は美味しかったらしい。奈津子のリクエストで、お昼ご飯に炊き込みご飯を作った。興が乗ったのでキャベツの味噌汁も作ってみた。味噌汁をまともに作ったのは、奈津子の入院以来初めてだった。







 

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© 2022 Ambivalent Brain 奈津子の入院記録 

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