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135日目

筆者
2022年9月7日
読了時間: 3分

更新日：2022年10月10日

私は6:00頃起床。昨夜は1:00頃就寝。体重62.0kg、体脂肪率15.2%。最近、食事の内容が安定しない。少し偏食傾向。
奈津子は5:40頃起床。昨夜は21:30頃に鎮痛剤を服用し就寝。1:00頃、トイレに起きた。2:00頃、鎮痛剤を追加で服用し、ホットパックをもらった。3:40頃まで眠ることが出来なかった。
今日は、午前に理学療法、午後に作業療法があった。
理学療法では、いつも通りマッサージを受け、ストレッチ、体幹強化トレーニングをした。電極を付けて屋外で歩行訓練をしたが、これまで歩いたことのないところを歩いた。気分転換になり、天気も良く、気持ちよく歩いたそうだ。「ポポを連れて歩けなかったのが残念だった」らしい。最後に、肩のマッサージを受けた。このマッサージは、最近、いつも指先から前腕の中ほどまで、温泉に浸かりながら受けている。「暖かくて気持ちいいのと、浮力が働く分、肩の力が抜けて楽になる」そうだ。
早めのお昼ご飯を食べた後、50分間ほど、仮眠した。

作業療法では、「クレープ」を作った。昨日作っておいた生地を、フライパンで一枚ずつ焼いた。20枚も焼けたそうだ。その後、生クリームを泡立ててから、包む工程に移った。作業療法士と一緒に、包む作業をした。いつもの通り、出来上がったものは、お世話になっているスタッフに食べてもらった。今日は、リハビリの様子を見学に来た研修医が、少しだけ動画を撮影してくれたそうだ。研修医は「転院直後の動画と見比べると、ずいぶん良くなってる」と言っていたらしい。結婚から数年後に奈津子が勤務していた職場でお世話になった先輩から、今日、立派なシャインマスカットをいただいたので、後日お菓子の材料にするそうだ。「そうやって、心配してもらっているのが嬉しい」と奈津子は言っていた。

作ったクレープ	内包物
チョコバナナクレープ	生クリーム、バナナの輪切り、砕いたオレオ、チョコシロップ
マロンクリームクレープ	生クリーム、マロンクリーム、砕いたオレオ、チョコシロップ

4月26日。有給休暇をとって家で過ごしていた奈津子。脳卒中になったのが、階段を上り下りしている時や、運転中ではなかったのが不幸中の幸いだった。
入院1日目、病院から帰宅した私は、4月29日に帰省を予定していた兄にメールを送っていた。ちなみに、コロナ渦に突入してから兄は帰省をしていない。

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智則です。（中略）

今日の午後４時ごろ、奈津子が一時的に脳卒中のような状態になり救急車を呼んで病院に搬送されました。

搬送中、ある程度回復したこと、あとCT、MRIなどの画像所見で特に異常がなかったので一安心ですが、予断を許さない状態です。

状況から推定される原因は大きく２つのどちらか。（これ以外もある）

.一過性脳虚血発作（何らかの理由で血栓が脳でとどまり、しばらくすると溶けた）
片頭痛性脳梗塞（もともと片頭痛もちなのでこれも候補）

ひとまず１週間程度の入院をしながら検査を進めて、診断を待つことになりました。一過性脳虚血発作は１週間以内、特に２日間ほどは再発、あるいは本格的な脳卒中に至る確率がいくらかあるようです。心配ですが何もないことを祈るしかありません。

直前で申し訳ないですが、日程を変更していただくことはできないでしょうか。

母上は会いたがっていたようですが、日々、母上の通院、体操、皮下注射なども行う必要もあり手がかかっていることもあります。その辺、ご理解いただけますと幸いです。

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これを読んだ兄は電話をかけてきた。私は奈津子の状況が、帰省予定日にどうなっているかわからないので、帰省を延期して欲しいとお願いしたが、兄は無理を押して帰ってくると言う。親友の墓参りもしたいと言う兄に、帰ってくるなとも言えない。ただ、兄に私は、次のとおり電話で言った。「状況が悪くなれば迎えに行ったり車を貸すことはできない。レンタカーを借りてくれ。迎えに行けたら行くが行けなかったら諦めて欲しい。みやげ物はいらない、無い方がいい。奈津子も口にできるような状況ではない。母と会うにしても、コロナ感染が心配なので、玄関先で少し話す程度にして欲しい。」
28日頃だろうか。兄にもう一度連絡しようかとも思ったが、そうする暇はなかった。兄は予定どおり帰ってきた。続きは、また後日に譲る。