top of page
  • Facebook ブラックアイコン
  • Instagram ブラックアイコン
  • Printerest ブラックアイコン
  • Twitter ブラックアイコン

133日目

  • 執筆者の写真: 筆者
    筆者
  • 2022年9月5日
  • 読了時間: 4分

更新日:2022年10月10日

  • 私は6:00頃起床。昨夜は1:00頃就寝。

  • 奈津子は5:10頃起床。昨夜は21:00頃に鎮痛剤を服用し就寝。1:00頃、トイレに起きた。2:00頃、鎮痛剤を追加で服用し、ホットパックをもらった。2:30頃から4:00頃まで眠り、トイレで一度起きた。

  • 今日は、理学業法が午前、作業療法が午後に、1時間半程度ずつ設定された。

  • 理学療法では、まず、足と肩のマッサージを受けた。その後、ストレッチポールを使ったストレッチをしたが、今日使ったストレッチポールは蒲鉾状の形状ではなく、円柱状だった。始めは不安定だったが、何とか乗ってバランスをとることができた。装具なしの前進、後進の歩行訓練の後に、屋外に出て歩行訓練した。坂道を10回程度往復し、上りと下りの歩行訓練をした。肩のマッサージを受けた後、ゲーム機「任天堂Wii」の「バランスWiiボード」というコントローラーを使いゲームをした。色々とバランス感覚を養う運動が出来るらしい。訓練後、毎分42回転で12分間、ペダリングをした。

  • 午後の作業療法では「チョコチップバナナマフィン」を作った。生地がたくさんできたので、3回に分けて焼いたそうだ。右手を使って泡立て器で混ぜ合わせるのは、難しく、想定よりも左手で作業せざるを得なかったようだ。型に生地を入れる作業は、両手でスプーンを使うことができた。「今日も美味しく焼けて良かった。明日はクレープ生地作りの予定。明後日焼くための下準備」と奈津子。充実感を覚えていそうで何よりだ。

​チョコチップバナナマフィンの作業工程

  1. 溶き卵に砂糖を入れてかき混ぜる

  2. ポリ袋にバナナを入れて手で潰す

  3. 1,2に小麦粉、太白胡麻油、チョコチップの順に、混ぜ合わせる。泡立て器でかき混ぜ、すべて混ざったら生地が完成する

  4. マフィン型に、敷紙をセットし、生地をスプーンで入れていく。残しておいたチョコチップを上に散らす

  5. 170℃のオーブンで、18分間焼く

  • 奈津子の入院前のことを少し振り返っておく。

  • 奈津子は、この4月1日付で異動、昇任した。異動前後と言うのは、皆、忙しい。加えてコロナ渦。本庁にいた奈津子も、昨年からコロナ感染者のフォローアップの後方支援業務に時折参加していた。こうした業務は、週に1日程度べったり参加するので、その間、本来の業務が出来なかったりする。さらに、職場においても感染防御のため、テレワークや出勤調整が推進されていた。

  • 担当業務が他課に移管されることが決まっていたため、残務整理や引継ぎ準備などをする必要もあり、3月中下旬頃はその時間を作るのに苦労していたようだ。何度か休日出勤していたと思う。

  • 奈津子は税務の担当部署に異動した。税務のキャリアが長いこともあり、新しい業務への適正も問題なかったと思われる。ただ、部下職員の指導に苦戦した。「会計年度独立の原則」は行政運営上の鉄則で、税務の領域においても、会計年度当初から年度末まで、滞りなくオンタイムで業務を進める必要がある。上司として、フォローアップする必要があった。

  • 4月に入りしばらく落ち着いていた奈津子の生活も、2週目頃から、このフォローアップにより徐々に時間外勤務が増え、奈津子の疲労と睡眠不足は深刻化していた。

  • 3月下旬から週末のピラティス教室への参加も控え、母の世話も私がするようになっていた。

  • 忙しくなる以前、たまに遅くまで仕事をすることはあったが、恒常的なものではなかった。

  • 以前は、19:30頃帰宅し、BSフジを観ながら夕食をとっていた。「プライムオンラインTODAY」や「プライムニュース」を観て、ざっくり情勢を把握し、二人で話をしていた。時折、職場の愚痴も聞いた。その日あった、楽しかったことの話も。

  • ウクライナ情勢とカズワンの事故。入院直前にあった悲痛な出来事に、奈津子は心を痛め、酷く悲しい顔をしていた。共感力が強い分、堪えていたのかもしれない。

  • 普段は22:00頃、奈津子は就寝する。翌朝、4:50頃に起き、私を5:00頃に起こす。

  • 4月の中旬頃から夜遅い日が続いていた。22:00を過ぎて帰路につくことが多く、23:00頃に帰宅し、夕食を食べ、23:40頃に寝る。

  • それが3日間連続するのは駄目だと、私は奈津子に言っていたし、奈津子も本当はそうしたかったはずだ。表情が優れなかった時、何度か「送り迎え、運転してもいいよ」と言ったが、「大丈夫」と言って奈津子は普段どおり出かけていた。私は少し、この辺りのことを悔やんでいる。

  • 入院する前の週末、4月23日、24日。記憶が定かではないが、多分、奈津子は日中、ゆっくり寝ていたと思う。22日、25日は遅くまで仕事をしていたはずだ。

  • そして、救急搬送された26日の火曜日が訪れる。続きは長くなるので、また後日に譲ろうと思う。













バナナの芳香と程よい甘さ。チョコチップと生地のくちどけもよく、上手に焼けていた。

06:31


08:27


11:51


16:01


16:02


16:12


17:45


19:44


21:03


 

リハビリ映像

 

奈津子の朝昼晩ご飯







 

コメント


  • Facebook ブラックアイコン
  • Instagram ブラックアイコン
  • Printerest ブラックアイコン
  • Twitter ブラックアイコン

© 2022 Ambivalent Brain 奈津子の入院記録 

bottom of page