121日目
私は6:15頃起床。昨夜は1:00頃就寝。
奈津子は5:45頃起床。昨夜は21:30頃に鎮痛剤を服用し就寝。1:00頃、トイレに行った。3:00頃にホットパックをもらった。少し浅い眠りだったが起床まで横になっていた。夜間に追加の鎮痛剤は服用しなかったようだ。
9:00から理学療法。マット上で仰向けになってマッサージを受け、ストレッチをした。一度、上体を起こし、ストレッチポールを使った体幹のトレーニングもした。踵への加重を意識し、装具を外して、歩行練習と踏み台昇降をした。電極をつけて病棟を3周ほど歩行訓練した。最後に肩のマッサージを受けた。
作業療法では「ベビーカステラ作り」の調理実習をした。ホットケーキの生地をたこ焼き器に流し入れ、焼き上げる。流し入れた直後、チョコレートやブルーベリージャムを中心に入れ込み、生地が膨らんだら竹串でひっくり返す。火加減が調整できない器具だったので、焦が出たりしたが、「おいしくできた」と奈津子。生地作りから最後の洗い物まで、すべての行程を奈津子がやったそうだ。ただ、竹串での作業はスピードが必要だったため、作業療法士に手伝ってもらったらしい。
早めの昼食後、1時間20分ほど昼寝した。熟睡していて目覚ましで起きたそうだ。その後の湿布治療では、眠れなかったらしい。
午後は理学療法から再開。「骨盤の角度をもう少し立てたいね」と理学療法士から指摘された。バランスボールを使った体幹トレーニングの後、屋外で歩行訓練をした。ポポを理学療法士に抱えてもらいながら歩いてもらうと、屋内の見知った患者さんが窓越しに手を振ってくれたそうだ。最後に肩のマッサージを受けた。ちなみに、今日は時間がなかったため、自転車のペダリングは出来なかったそうだ。
作業療法では、「痛み日記」のタイピングと「もぐらたたき」をした。最後にトランプの箱を使って、腕を伸ばす訓練をした。箱を手に取り、少し遠くにおいてあるティッシュの箱に載せようとするが、意図したとおり腕が伸びず上手くいかない。どうやら、腕を伸ばす途中で、伸び側の筋肉と縮み側の筋肉に必要以上に力が入り、ブレーキがかかったようになるらしい。「恐怖心があるからかも」と奈津子は言う。訓練を切り替えて、作業療法士が奈津子の手首をつかみ腕を伸ばしてもらったところ、まっすぐ伸びたそうだ。「助けがあればしっかり伸びるんだ」と奈津子も少し安心したようだ。
昼寝が十分できたこともあって、リハビリの疲労感も程よく、珍しく就寝前の体調が良さそうに見受けられた。明日もこんな感じで一日を終えられたらと思う。
07:06 | 08:07 | 11:35 | 15:57 | 16:02 | 17:59 | 18:55 | 20:37 | 20:43 |
Comments