107日目
- 筆者
- 2022年8月10日
- 読了時間: 3分
更新日:2022年10月9日
私は6:00頃起床。昨夜は1:00頃就寝。
奈津子は5:15頃起床。昨夜は21:30頃鎮痛剤を服用し就寝。0:00頃にトイレに起き、鎮痛剤を追加しすぐ眠った。2:00頃にホットパックをもらった。その後、肩の痛みで深い眠りにつけなかったようだ。
朝一番に理学療法。昨日のように軽くマッサージしてから、歩行訓練をした。その途中、看護師に呼び止められ、聞きたくない無い話を聞かされた。「コロナの感染者の濃厚接触者になった」と。昨日、注射をしてくれた整形外科の医師が罹患したらしい。奈津子は「リハビリが出来なくなったら困る」と瞬間的に思ったそうだ。だとするとこれで3回目のストップになる。ただ、今回はこのまま続行するそうだ。リハビリ室に帰った奈津子は「ストレッチポール」と呼ばれる、蒲鉾の形状をしたシリコン状の素材のポールを使ったリハビリをした。マットにそのポールを置き、尾てい骨から頭を結ぶラインが重なるように背中を乗せて、水平を維持する様に姿勢を保ったり、片足立膝にし反対の足を斜めに持ち上げたり、ポポをお腹に乗せて腹式呼吸をしたりした。以前もカンファレンスの頃まで、この訓練をしていたが、それ以降、肩が痛いこともあり出来ていなかった。それが出来るようになったと言うことだ。最後に自転車のペダリングを38回転くらいで8分間程やったそうだ。

11:00頃から作業療法。積み木やブロック、コイン、電卓を使った、指先を使う訓練をした。作業療法室のPCに奈津子の自前のキーボードを繋げ、タイピングの練習をした。電卓にしろキーボードにしろ、打鍵する際に、指を下した状態になったまま、再び上げることが難しかったが、その辺が少し良化したという。ただ、スピード的には「まだまだこれから」という感じらしい。

午後は、また理学療法が30分間ほどあった。肩の痛みのことを、担当の理学療法士が気にしていて、それと向き合う必要があると奈津子と話し合ったそうだ。具体的には、痛みのあった際の、痛点や時間、痛み方、シチュエーションを詳細に記録していくことにしたらしい。あとは肩のマッサージをしてもらったそうだ。
夕方、30分間ほど作業療法の時間があった。奈津子はタイピングの練習をまたやったそうだ。その後、トマトやニンジンなどの野菜を包丁で切る作業をした。左手をトマトに添えて、右手で包丁を持って、薄くスライスできたそうだ。上手くできたのを見た作業療法士は少し驚いたらしい。奈津子は、日常的な作業が実際に出来たことが嬉しかったと言っていた。「やっぱりお菓子を作りたい」とも。
病室に帰り、コロナ疑いのPCR検査は12日の金曜日にあると看護師に言われた。その際、理学療法士も病室に訪れ、検査結果が出るまでは、リハビリも自室で実施するとの方針の説明があった。
「何もないといいな」と、三回目のコロナ騒ぎに思う。3、4日間休むと、やはり神経回路も減退する。奈津子の顔に出てしまうと、やはり残念に感じてしまうからだ。
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奈津子の朝昼晩ご飯
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