70日目
- 筆者
- 2022年7月4日
- 読了時間: 3分
更新日:2022年10月16日
私は5:30頃起床。昨夜は0:00頃就寝。
奈津子は6:00頃起床。2:00頃一度トイレのため起きている。朝方は右腕痛で眠りが浅かったらしい。
奈津子は午前中の理学療法で、右足土踏まずに加重がかかるよう装具にパッドを張ってもらったと言っていた。足底の右ロール傾向をスタビライズする意図があるのだろう。土踏まずで積極的に踏ん張ることを体に覚えさせるのは、いい方向の考え方だと私は思った。
階段を降りる動作に進歩があった。これまで階段一段に両足を揃えてから、一段下に片足を下すように降りていた。左右どちらの足からでも降りられていたそうだ。それが一段ずつ左右交互に片足で降りられるようになった。まあ、普通の階段の降り方なのだが、それが出来るようになったのだ。
階段を上るときは、まだ右足を上げる制御が安定しないものの、何とか上げられるようになったと言っていた。そして、足を上げること自体、以前より困難さがなくなったらしい。これも、もう少し熟度を上げればクリア出来そうな気がする。
作業療法の時間は、右腕を伸ばす訓練もしている。最初は右肩が張り痛くなっていたそうだが、最近は上腕部に痛みが出るようになったらしい。運動強度が狙いどおり肘を制御する筋肉に作用し始めたということのようだ。喜ばしいこと。
理学療法の時間はよくマッサージしてもらっているそうだ。してもらうと楽になるらしい。結構自主トレも奈津子なりに忙しいと言う。主治医もふらっとリハビリの様子を見に来て、疲労具合を気にしてか色々話をすると言っていた。プラスのシナプス可塑性に期待しリハビリに励むと疲労感が募る。休むと休んだだけマイナスのシナプス可塑性で機能回復した神経回路が減退する。残された時間を効率的に機能回復に充てるマネージメントは難しいものなのだろう。単純に頑張ればいいというものでも無い。
奈津子も私も新しい病院での生活に慣れ始めた。生活のリズムがつかめる様になって来ている。その辺の迷いや戸惑いが無くなるのは疲労感の軽減につながる筈だ。その点で奈津子も私も疲れなくなって来ている実感はある。
私の場合は、病院内での振る舞いだったり、調理やデリバリーの時間。道の走り方、信号の読み方。奈津子の洗濯物の処理。その辺が最適化されつつある。あと、奈津子の食材管理で一部食材を前処理し、冷凍していることで調理時間が短縮したことを実感している。食材ロスも減った。
やはり奈津子の顔は疲れている。ただ夜の顔に極端な左右差は無い。
ドライブレコーダーの見方に気づきがあった。顎を引き柳葉敏郎みたいに眼鏡の上から裸眼で視点より少し上にあるディスプレイを見れば、小さい文字も読むことが出来た。何だこんなことかと私は思った。
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リハビリ映像
奈津子の朝昼晩ご飯
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