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34日目

筆者
2022年5月29日
読了時間: 2分

更新日：2022年10月2日

私は4:40頃起床。昨夜は0:00頃に寝た。ちょっと寝不足が続いた。
奈津子から6:30頃着信。様子がおかしい。私は昨日は寝られたか尋ねたが、寝られなかったと奈津子は言った。「昨日、悲しいことがあったの」「どうしたの」「あのね。一緒にピラティスしてたお友達がね、昨日亡くなったって聞いたの」「そうか」「心の病で入院しててね、最近、LINEでお話ししてたりしてた」「うん」「娘さんから連絡貰ったの。Sさんともその話をしてたけど、なっちゃんはリハビリ頑張らないといけないよって。私もそう思ってる」。
その話を聞くだけで心が痛い。奈津子は涙を流して泣いていた。泣くなとも言えない。「そうか、じゃあ朝ごはん作ってこれから持っていくから、それ食べて頑張らないとね」「うん、そうする」。心に堪えた。
私は朝食のデリバリーを終え、自宅に戻り、しばらく作業をし一段落。私が6月6日に他の病院にかかる予定があり、その日の奈津子の朝食と昼食を実母に作って貰うよう奈津子からお願いしてもらっていた。私はその件で奈津子の母に電話をし、手順とか時間、経路、容器など細かい説明をしてお願いした。
最近奈津子も無理やり食べているのか、体重が元より増えている。そうはいっても痩せているのだが、まあ1、2食簡単な弁当でも構わないと私は思い、気軽に簡単なものを作ればいいと奈津子の母に伝えた。衛生面だけ気を付けてもらえば多分、大丈夫だ。
奈津子は今日、週末の宿題を予定通りこなし、借りていたリハビリ用具もそれぞれ2回使い、装具を付けた歩行訓練も行ったそうだ。歩行訓練は病棟周回ではなく、看護師に付き添って貰って、同じフロアで少し遠回りして周回した。病棟2.5周以上の距離を歩いたらしい。
奈津子は今日、入浴が出来た。これまで基本的にシャワーだけだった。一度だけ介護リフトを使って湯船に浸かったそうだが、湯船に入ったのはそれ以来らしい。さっぱりとした顔でそのことを話してくれた。ぺっとりしがちだった髪の毛もいい感じになっている。
奈津子の顔チェックは夜80点。日中から夕方にかけて左口角、左上唇付近の上へのテンションが認められた。夜は少し良化。目元は朝方泣いたためか左瞼が少し腫れ気味だった。左眉毛の上へのテンションが午後まで認められたが、夕方以降はさほど左右差は無かった。
消灯前、奈津子が眠くなったので通話を早々に切り上げた。睡眠不足と昼間の頑張りで今夜はよく眠れたらいいと思う。